「どっちが悪で、どっちが最悪か?」だ!

物事を判断する時には当然、「どっちが良くて、どっちが悪いか?」と言う視点で判断される。しかし現在のコロナ禍の中では、「どっちが悪で、どっちが最悪か?」と言う思考で判断しなければならないと強く感じている。

現在、政府によるGoToトラベルキャンペーンが行われている。現在のコロナ禍の中で果たしてそのような事をすべきなのか?と言う疑問は多くの人が感じていると思うが、しかし政府としては、今そのような形で支援しないと観光業界が持たないと考えているようだ。このような考えはもちろん政府内だけではなく一般国民も同じであろう。今GoToトラベルキャンペーンで支援しなければ倒産が続出し経済が回らないと多くの人が感じているだろう。もちろん自殺者も出て来る(もう出てはいるが)ことも容易に想像できる。それはまさしく悪である。しかしそれが悪ならば、果たしてGoToキャンペーンと言う形で補助をすべきなのか。僕にはそれをしないのが悪ならば、するのは最悪であるように思えてならない。

現在、コロナ被害は過去最大規模になっている。そのような中でのGoToトラベルキャンペーンは自殺行為でしかない。確かにそれによって一時的にはしのげるかもしれない。しかしその後に待っているのは地獄絵図である。なぜそのような事に気づかないのか?それは目の前の事にとらわれて中長期的な視点が決定的に欠けているからである。今死ぬか?半年後に死ぬか?と言う状況である。そしてそのような地獄絵図から抜け出すためにはワクチンが必須である。

GoToトラベルキャンペーンのために用意されている予算は一兆円を超える。それに対して、今世界でワクチン確保のために起きている競争で動いているお金は、数千億円規模であるようだ。GoToトラベルキャンペーンの予算をそちらに回せば十分であるばかりかお釣りがくるくらいだ。そのお釣りをワクチン確保のために上乗せすれば、さらなる優先権が得られるだろう。日本がそのような優先権を得ることができれば、国民のワクチン接種が数か月早くなる可能性が高い。ワクチン接種が数か月前倒しになれば、そのぶん経済の回復が早くなると言うことだ。それによって多くの企業と国民が経済的にも助けられることになる。このような中長期的戦略で物事を考えることが重要なのではないだろうか。

繰り返すが、今は善悪の判断ではない。悪か?最悪か?と言う判断なのである。僕が上で書いたようなことしたところで、それは決して良い結果ではない。しかし悪か?最悪か?と問われれば、悪であるように思える。そして中長期的な判断を間違えば確実に最悪になる。しかし今の安倍政権に果たしてそのような判断ができるだろうか?

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