「前例がない」はできない理由にはならない!

日本の社会は何かと前例主義である。社会でも、それができるかどうかを判断をする時、まず前例を徹底的に調べる。そして前例がなければ、それは100%できないものとみなされる。

メジャーリーグの大谷翔平選手が前代未聞の二刀流に挑戦している。もちろん大谷翔平選手が挑戦している二刀流は、プロ野球界では前例がないものである。

専門家や元プロ野球選手をはじめ、大谷選手の二刀流に関して否定的な意見を述べる人が多い。しかしその多くは、できない理由を「前例がない」ということにおいているように思える。しかし実際は、現在はけがをしているとは言え、大きな活躍を見せている。

物事とは初めは全て前例がない状態である。即ち誰かが前例のないことに挑戦しないと始まらない。ガリレイやニュートンの物理学も、前例のない所に物理学という分野を打ち立てた。現在日常的に使われているコンピューターも、初めは非常に初歩的は計算機を作り上げるという、前例がないことから始められている。

確かに前例がないことを始めることは、リスクが非常に高い。これまでにそのような前例のないことに取り組み、夢破れた多数の人たちがいたであろう、しかしその中の少数の人たちは、前例を打ち破り大きなブレークスルーを打ち立てた。

自分は前例を踏襲するべきか?前例を破るべきか?後者を取る場合は非常に大きな逆風を突き進むことになるが、それが成功した時の達成感は半端ないだろう。

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