なぜ科学を研究するのか?

色々な事に対して、なぜそれをするのか?と言う問いかけがなされる。それに対して様々な答えを出すが、その中のほとんどの答えは後付けである。それは「なぜ科学を研究するのか?」と言う問いに対しても同じだ。科学者はなぜそこまで科学に打ち込むのか?もちろん人に役に立ったりすることもあるであろう。しかしそれもほとんど後付けである。本当は単に「面白いから」である。その一言に尽きる。そしてそれで十分なのである。しかしほとんどの人はそのような答えに納得しない。だから後付けで色々と理由考えるのだ。

しかし、面白くもないことに打ち込める人は少ない。そして面白くないことをしても結果など出せるはずもない。もちろん受験勉強レベルなら嫌いな英語を頑張って点数を上げようとすることも可能であろう。しかし、嫌いだけど英語の研究をしようとする人はおそらくいない。それは数学や物理でも同じだ。

とは言え、面白いと言うことは理由と言うより前提条件と言った方が良い。わざわざ「面白いから研究をする」と言っても当たり前の事だ。そこに真理への探究や数的美しさへの魅了などが加わるのである。もちろん、数学が嫌いな人に数的神秘など見えるはずもない。

好きな事をすればよいと言っても、やはりそれだけではことを進めることはできない。数学の研究をするにも英語論文を読まなければならない。そしてそれ以上に大事な事は、教養を身に付けると言うことである。確かに教養が直接お金儲けにつながることは少ないかもしれない。しかし教養は広い視点を与えてくれる。そのような広い視点、大局的にものを掴むセンスが、仕事に力を与え、日常生活を豊かにするのだと思う。しかしそうは言っても、そのような抽象的な話はなかなか人に伝わらない。しかしもし自分がそのような事を理解できる人間なら、科学の世界に入り込むのも非常に良い選択だと思う。

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