スマホ後の革命ツールは自動運転車だ!

ここ十年程、社会の革命はスマホが担ってきた。スマホの性能は格段に良くなり、革命的スマホツールがいくつも現れ我々を驚かしてくれた。しかし現在はどうだろう。CPUの性能がどれだけ上がっただとか、カメラの画素数がどれだけ上がったとか毎年話題にはなるが、しかし一般ユーザーとしてはそのような性能向上を実感できることはほとんどなく、一部のガジェットマニアとガジェットレビューアーが喜んでいるだけに見える。もうスマホの革命は頭打ちであり、一般ユーザーもこれまでのように性能アップを望んでいないように思える。

ではスマホ革命後のこれから、世の中を変えるツールは何か?それは間違いなく自動運転車だと言える。自動運転車は単に自動で運転してくれるだけでなく、考えれば考えるほど、想像すれば想像するほど夢があふれてくる。では自動運転車の何がそこまで夢を見させてくれるのだろうか?

まず必ずしも家にいる必要がなくなる。そして移動するにも、そして通勤するにしても、朝起きてそのまま車に乗り込み、車の中で着替えをし食事をすればよい。一人で乗れば他人の目を気にする必要はない。そして目的地に着くまでiPadで読書や情報チェックができる。そして夜は飲み屋でたらふく飲み、無人の自動運転車に迎えに来てもらい家まで帰ることができる。学生なら自動運転車に学校まで送ってもらい、帰る時には無人の自動運転車を呼び出せばよい。

しかしこれらの事だけなら従来の車から運転者がいなくなっただけの話だ。実は夢はさらに広大だ。一言で言えば「車に住む!」、これが究極であろう。最近ホンダのレジェンドと言うセダンの車がレベル3の自動運転を実現したことが話題になった。しかし例えレジェンドがレベル5の完全自動運転になったとしても、車に住むのは難しいであろう。僕が想像しているのは、マイクロバス級、あるいはそれ以上の大きさの自動運転車に住むことだ。バスくらいの大きさがあれば書斎もベットもおけるだろう。そしてトイレも完備すれば完璧だ。そうなればもう家など持つ必要はない。もし家でゆっくりとしたいと思えばその時だけホテルにでも泊まればいい。

とは言え、車に浴室を付けるのは難しい。もしかしたらトイレを付けるのも嫌だと言う人もいるかもしれない。洗濯機を置くことも難しいだろう。そこでだ。そのような自動運転車で暮らす人たちのために「自動運転車ステーション」を至る所に作ればいい。自動運転車ステーションには銭湯やトイレはもちろんあり、クリーニング店を併設してそこで洗濯してもらえばよい。もちろん車がステーションに入れば自動課金される。そして全てのステーションに水素ステーションを完備すれば、水素燃料車も普及するだろう。今日は鹿児島のステーション、そして寝ている間に翌日には仙台のステーションに着くと言う事も夢ではない。

こうなれば、車に住むのは家がない人だと言う固定観念が崩れる。いやむしろ、お金がある人の方が積極的に車に住むかもしれない。住所不定、いや、住所は車!そんな生活が訪れることを僕は夢見ている。アップル社はiPhoneを世に出しスマホ革命を起こしてきた。そして現在、またもやアップル社による自動運転車の計画が世に知られるようになり革命を起こそうとしている。僕は数年後に出される「アップルカー(iCar?)」は間違いなく人々の生活様式を変えてくれると考えている。アップルカーが発売されたときには、真っ先に僕もアップルカーを購入できるようにお金を貯めておきたいと思う。そしてゆくゆくはアップル製自家用自動運転バスの中に書斎や寝室を完備して住みたいと思っている。このような世の中に大きな夢を感じるのは僕だけではないはずだ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA