物事に取り組むにあたって、リスク評価は重要である。リスクを軽視せず、かつリスクを過剰に評価せず、正確に判断することが大事である。あるいは多少リスクを軽視したほうが賢明かもしれない。
スタートアップするに当たって、眼に見えないリスクは怖い。そのような時にリスクを恐れて取り組むことを控えることもあるだろう。しかしそこにリスクよりもさらに大きな恐怖がある。それはリスクを恐れるあまり身動きが取れなくなってしまうことだ。
そのようなリスクに対する恐怖は負の連鎖を生む。そしてさらに身動きが取れなくなってしまう。リスクと言うものは何においてもゼロということはありえないので、小さなリスクを過剰評価することは理にかなっていない。
リスクの恐怖に対して負の連鎖に陥っている時は、思い切って飛び出すことが大事である。しかしそれは簡単な事ではない。勇気が必要である。しかしそのように飛び出すことができた時、行動範囲が思いっきり広がることを実感するであろう。
近視眼的にリスクしか見えない時、そこにはリスクより大きな恐怖が潜んでいる可能性がある。そのことを正確に評価し、判断しなければいけない。