一次情報を握ることの大切さ。

物事を判断するうえで重要になるのが、一次情報を握ることだ。一次情報とは、自らが直接関わって得た情報、もしくは情報源に非常に近いところから得た情報のことだ。

一次情報を得るのに一番手っ取り早いことは、仕事をすることだ。仕事とは一次情報との接触だと言えるからだ。

最近は、ネット上に情報が氾濫しており、知りたいことがあると手軽にネットで検索して簡単に情報を手に入れられる時代だ。しかしネット上に氾濫している情報のほとんどは二次情報・三次情報である。SNS上の情報などはその最たるものだ。

とは言え、ネットでもより一次情報に近い情報を得ることもできる。例えば首相官邸サイト、省庁のサイトなどには、非常に信頼できる情報が開示されている。

また他の例で言うと、研究する時に一次情報になるのは原論文である。解説書ではなく原論文に当たることの大切さはそこにある。解説書は原論文と併用して用いるのが効果的である。

何かを論じる時には、信頼性の低い二次情報ではなく、自ら苦労して得た信頼性の高い一次情報をもとに見解を述べるべきである。又聞き情報とも言える二次情報に依存するのは、非常に危険な行為である。

とは言え、全てのことに対して一次情報を得るのは現実的に不可能である。そのときは持っている情報を非常に吟味して判断しなければならない。

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