物事に対して、楽観過ぎるのは良くないし、悲観過ぎるのも良くない。大事なのは物事を正確に評価することだ。しかしあえて言うと多少楽観的な方が良いかもしれない。
物事を正確に評価するというのはなかなか難しい。悲観的に物事を捉えてしまうと保険を掛けることに走ってしまう。そのように保険を掛け過ぎると身動きが取れなくなる。そして結果的に自由を失うことになってしまう。
物事を創造的にとらえるためには、精神的に自由であることと、行動的に自由であることが重要になる。自由な精神で作り上げた発想を、行動の自由で創造していく。このことは科学の研究に対しても言える。
そのような自由な精神と行動を作り上げるためにはどうすればいいか?それはある程度の楽観性と人間的な明るさを持つことである。確かに精神的に追い込み、苦しくなる時もあると思う。しかし基本は楽観的で明るくないといけない。悲観的であることは自分に対しても周りの人に対しても良くないし、得なことはあまりない。
ビジネスなどにおいては、最悪のケースを想定して、それに対して対策を立てることが重要だとよく言われる。それは確かに間違ってはいないが、そのような世界であっても、人間的には楽観的に明るくないといけないと思う。矛盾するようだが、楽観的でないと最悪のケースに備えることはできない。
もし自分が悲観的になりすぎていると感じているときは、一歩前へ進んで上を向いて笑うことを心がけてみよう。