新型コロナの流行が急速に広がっている。おそらく、まだ自分は関係ないと思っている人はいないはずだ。衛生的にも経済的にも、打撃は非常に大きいものになっている。普通に暮らしている限り、誰もが感染する可能性がある。なので、自分は感染するはずはないと言う根拠のない自信はやめにして、もしかしたら自分はすでに感染しているかもしれないと言う意識をもって行動することが大切だ。自分がかかっても、人にかけてもダメなのだ。
今、マスクやアルコールなどでの手洗いを含め、様々な感染予防が実行されている。そこで、それで100%防止できるのか?と問われ、完全には防止できないと答えられた時、「完全に防止できないから、しても無駄だ」と言って何も対策を取らない人が多い。しかし僕はそれは違うと思っている。重要なのは、完全に防止できなくても、可能性を下げることなのである。
例えば、マスクは完全にウイルスの侵入を防ぐことはできないと言われているが、少なくとも侵入の可能性を低減することはできる。そしてもし自分が感染していた場合、飛沫感染を圧倒的に低減することができる。だから完全に防止できなくても、しないよりかは圧倒的にマシなのだ。完全ではなくても、可能性を低減すると言う思考と行為が大事なのだ。感染の可能性を低減する行為を取り続けることが、自分と周りの人を守ることになるのである。
街中でマスクをしない人をよく見かけるが、それは自殺行為ではなく殺人行為である。マスクをしないことが、他人を殺すことにつながるかもしれない。そう考えて、自分を、さらに周りの人を守らなければならない。