体罰ではない!犯罪です。

悲しい、またこのような事件が繰り返された。体罰、いや暴行事件である。熊本県の小学校で、教師がけんかをしていた小学生の足を蹴って骨折させたと言う。僕はこれまで何度か学校での体罰を取り上げているが、同じく何度も言っているように「体罰」と言う言葉を使うのはやめなければならない。これらは明らかに「暴行」、つまり犯罪である。考えてもらいたい。学校の外で大人が小学生を蹴ったらどうなるか?即逮捕である。しかし学校内で教師が行えば、「体罰」の一言で片づけられる。つまり社会の暴行基準が完全にダブルスタンダードになっているのである。

僕はむしろ、教師の暴行事件の方が一般の市民の暴行事件より重い問題だと考えている。学校の教師は生徒を守るべき存在であらなければならない。しかし教師による暴行と言う、それと全く反対の事が起こっているのである。社会の常識的に考えると、暴行教師は即懲戒解雇にすべき事案である。今のままでは学校が生徒にとって危険な場所になってしまう。そんなことにしては決してならない。

これもこれまで何度か取り上げたが、僕は小学生の時、暴行教師の被害に遭ってきた。それも一年間ほぼ毎日。蹴る殴るは当たり前。僕が学校と言うものに嫌悪感を持っているのはその影響かもしれない。そんな被害者を二度と出してほしくない。そのためにも暴行教師に対しては厳しい処分で対処しなければならない。

一部の人はこう言うだろう。「生徒も悪かったのではないか」と。しかしそれは暴行教師の言い訳の常とう手段であり、今回の熊本の事件のように小学生同氏がけんかをするなんてことはむしろ普通の事である。それを暴行によって抑え込んでよいはずがない。さらに言えば、何の落ち度もない生徒が嫌がらせのために暴行を受けることもある。僕の場合がそうであった。一年間ずっと。

体罰と言う言葉は「罰」と言う言葉が含まれているように、生徒に落ち度があると言う意味合いがある。なので体罰と言う言葉を使うことによって暴行教師の行為が正当化される。暴行が正当だったかなどと言うのは全く見当違いである。教師が暴行を行った時点で教師の罪は100%なのである。もうこのような暴行事件は本当になくなって欲しい。そして暴行教師は教育の現場から一刻も早く消え去って欲しい。

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