出来る気しかしない!

今は出来る気しかしない!正確に言うと、実感はないけど自信はあるのだ。出来る気しかしないのだが、それを成し遂げるためにはいくつか条件がある。それは心身共に好調を保って、そして何より努力をすることだ。このように一言で言うのは簡単だが、しかしそれを実行するのは結構むつかしい。

心身の調子は、食べ物飲み物などである程度コントロールできる。逆に言うと、そこを疎かにしては心身の調子を保てない。いくらお酒が好きだからと言って、毎日ビールを浴びるように飲んでいてはその先が見えている。僕自身もビールは大好きだが、普段は飲んでも缶ビール一本で抑えている。コーヒーもカフェインが入っているからか、意外と調子を左右される。そして睡眠にも影響が出て来る。近頃はコーヒーは健康に良いと盛んに宣伝されているが、やはりこれも適度にと言うことが重要であり、適度に嗜むのが肝である。

そのように心身の調子を整えたら、後は努力をするのみだ。しかし最近、日本では悲しむべき風潮が一部で漂っている。努力をしても必ず報われるとは限らないから、努力などしない方が良い。あるいは努力をするだけ無駄だと言う風潮だ。もちろん目標に向かっている多くの人はしっかりと努力をしている。とは言え、もちろん運と言うのも存在するが、そのような運をつかめるかどうかは日ごろの努力にかかっていると僕は考えている。なので努力をして損をするなどと言うことはないと僕は考えている。

元プロ野球選手の新庄剛志さんのことを多くの人は天才と呼ぶ。しかしそこには大きな誤解が含まれている。新庄さんと言えば見かけはチャラ男で、常に遊んでいると多くの人は思っている。そして練習もせずに遊んでばかりだが、試合になれば結果を出す恵まれた人だと思われている節がある。僕も昔、新庄選手を見ていてそのように感じていた時があった。しかし実際は全然違うのである。現役時代、他の選手がトレーニングをしている時はチャラチャラ遊んでいながら、選手が皆帰った後人一倍トレーニングをこなしていたと言う。人の前で努力する姿を見せるのが嫌いなのだそうだ。新庄選手は人一倍努力家なのである。

新庄選手を見ても分かるように、努力をしない天才などはいないのである。なぜなら努力できることが最大の才能であり、努力ができないと言うことは才能がないのと同じなのである。なので「才能はあるが努力をしない」と言う言葉は存在しない。ただ問題を難しくしているのは、成功者は皆努力をしているが、努力をしたからと言って必ず成功するわけではないと言うことだ。そのような不確実な将来に対してそれでも努力ができるか?その判断によって人間と言うものは二つに分かれるのだと僕は思っている。今僕は出来る気しかしないのだから、後は思う存分努力するだけだ!

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