学生時代、全力で取り組まなくて後悔してること。

僕は今では色々なことに挑戦しようと意欲満々だが、学生時代はそうではなかった。数学と物理に関しては人生を賭けるつもりだったので常に全力で取り組んできたが、数学・物理への思いが強すぎてそれ以外のことには本気になれなかった。もちろん今なら全てのことに全力を尽くそうとは思うが、当時は数学・物理以外のことは適当に済ませばいいと思ったりしていた。

では全力で取り組んでおけばよかったこととは具体的には何か?一つは数物以外の学問、つまり生物学や哲学など、そしてもう一つは当時入っていた混声合唱団のサークル活動だ。特に合唱サークルを真面目に取り組まなかったことは非常に後悔している。僕らの同期は人数が少なかったので、真剣に全力で取り組んでいれば学生指揮者のチャンスもあったと思う。そして今考えるとすごくやりたかった。しかし当時はそんなことは全然思わなかった。そんな大変なことなどやりたくないと思っていたのである。はっきり言って不良団員である。

大学時代の僕は調子を崩したこともあって、人生をエンジョイし尽くすことができなかった。しかしそれはそれでいい。しかし全力で物事に取り組まなかったことは本当に後悔している。何しろ人生は一度しかない。なのでその一度の人生を全力で生きることはすごく大切なことである。しかし過去のことをとやかく言ってもしょうがない。今僕にできることは、これからの人生を全力で生きることである。全ての学問に対しても、そしてそれ以外のことに対しても全力で取り組みたいと思っている。そしてこれからの人生を全力で楽しみたいと思っている。

僕の人生は確実に後半戦に入っている。そして中年にもなると、いつ死んでもおかしくないと思っている。あと50年生きるかもしれないし、明日死ぬかもしれない。だからこそこれからの人生を全力で駆け抜け、全力でエンジョイしたい!そしてこの世からいなくなる直前には、僕の人生は後半戦の方が楽しくエキサイティングだったと言い切りたい!そのためにもとにかく挑戦!挑戦!そして挑戦!挑戦あるのみである。

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