専門外の事に走るのは、逃げなのか?教養なのか?

最近何かと専門外の分野に走ることが多い。生物学(特に理論進化遺伝学)、化学、コンピューター科学、経済学、日本史・世界史など、興味の向く分野はかなり広い。もちろん僕の専門は数理物理(数学と物理)なのだが、中途半端に調子がいい時とかは何かと専門外の事に目が向いてしまう。学生なら専門外の勉強をすることは教養だと言い訳できるが、僕の場合どうも逃げに思えてしまう。専門外の分野に取り組むことは、世間一般で言うと「趣味」に当たるかもしれないが、もし僕の行っていることが趣味ならば、それは99%逃げである。

では、趣味(逃げ)で終わらせないためにはどうすればいいか?それはその分野も研究レベルまで究めて一本の論文でも書くことだろう。なので理論進化遺伝学も経済学も、少なくとも一本は論文を書くことを目標にしている。もしそれができれば僕のやっていることが正当化できるだろう。

僕は何が何でも教養で終わらしたくないのである。教養で終わらすのは甘いと思えて仕方がないのだ。ただ現時点の状況で言うと、まだまだその域には達していない。しかしそこまで達する自信はかなりある。根拠のない自信か?それとも本当にそれだけの力があるのか?それは結果を出せるかどうかにかかっている。もちろん、数理物理で自分が納得できる結果を出すことが大前提であるが。

その到達点は、僕が以前から言っている「ジェネラルサイエンティスト」である。すなわち、全ての科学的分野でプロレベルに到達すること。野球で言うと、大谷翔平の二刀流か?そんなことを言う僕に対して、バカにしたい者はバカにすればよい。自分はその道を突き進むだけである。

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