微妙に現実的なラインを突いてくるほど、くだらないものはない!

何かを求める時に、そのラインは現実的かどうか?そのような事を考えることは重要である。現実的ではない、絶対に無理な所にラインを設定しても、目標にも何にもならない。しかし世の中を見ていると、そのような事があまりにも多い。そして高い所にラインを設定するのにも、“他人”から見て現実的な所に落とすのも非常にくだらないと思っている。とは言っても、やみくもに非現実的な所を目指せと言っているのではない。重要なのは“他人”から見て非現実的な事が、“自分”にとって必ずしも非現実とは限らないという事だ。

僕は何を言いたいのか?それは「他人が非現実的だと思うような事でも、本気で成し遂げようと思い、そして実際に成し遂げる事が重要だ」ということだ。例えば自分の年収や結婚相手に対する希望年収を「微妙に現実的なライン」に置いてはないだろうか?例えば、「500万は少し少ない。しかし1億は絶対に無理だ。非現実的だ。だから1000万を求めよう」と。僕自身、収入に特にこだわりがある訳ではない。しかしそのような中途半端なこだわりや希望は非常にくだらないと思っているのである。

なぜこのようなことを書いたのか?別にお金の事を言いたいのではない。自分が人生を懸けている目標について言いたいのだ。中途半端な目標を持つのは非常にくだらない。他人が非現実的だと言うくらいのレベルの事を成し遂げる事に価値があるのだ。他人が非現実的だと言うのならば、それは非常に価値がある事に取り組んでいるのだろう。もちろん、それが自分にとっては現実的であることが重要だ。

今僕は面白い問題に取り組んでいる。数理物理の大きな問題だ。他人は非現実的だと思うかもしれない。しかし僕には解決への道のりが見えている(と自分では確信している)。苦しいが楽しい道のりである。日々ペンと紙で格闘し続け、非現実を現実に仕上げなければならないと思っている。

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