身体と精神は人間の両輪となって、生きていく原動力となる。しかし体力も精神も歳を取るにつれ老化するのが自然の摂理というものかもしれない。しかし生き方によっては、身体と精神の若さを保つことは不可能ではない。とは言っても、最近話題のアンチエイジングとかいう類のものではなく、身体の基礎体力、そして基礎的精神力をいかにして高いレベルで保つかということだ。
身体の若さを保つための特効薬はない。体力を高いレベルで保つためにはトレーニングをするしかない。ただしジムに行く必要は全くない。むしろジムなどというものには行かないということが重要な秘訣かもしれない。筋トレなどのトレーニングは、家でいくらでもできる。ダンベルさえあればいくらでも腕を鍛えることができるし、腕立て伏せ・腹筋をすればほぼ盤石である。さらに電車に乗る時に、駅の階段を二段飛ばしでダッシュすれば下半身も鍛えられる。プロスポーツ選手であればお金を払いジムに行って何時間も鍛える意義はあるが、我々一般人がトレーニングするに当たっては、いかに隙間時間を使って効率的にトレーニングするかとういうことが重要になる。そう考えればジムなどには行かない方が良いことは明らかだ。
精神の若さを保つためにはどうすればよいか?これも特効薬はない。しかし体力を保つためにトレーニングが必要なように、精神力を保つためにもトレーニングに当たるものがある。それは「挑戦」だ。常に未知のものに挑戦し、前に進むか。精神力を保つためにはこれしかない。多くの人は老化によって挑戦を避け守りに入ってしまう。しかし挑戦こそが最大の防御だとも言えるので、挑戦することにデメリットはほとんどない。確かに挑戦にはリスクというデメリットは付きものであり、挑戦せずに立ち止まるか、挑戦をして三歩進んで二歩下がるか、どちらを選ぶかは人それぞれであるが、僕は常に後者を選択することを心がけている。
今の僕は身体も精神もかなり若返っている。体力と精神力のどちらが欠けても最高のパフォーマンスを発揮することはできないと僕は考えている。確かに身体と精神力を高いレベルで保つためにはそれなりのトレーニングが必要だが、特別困難な事ではないと僕は思っている。自分の思考パターンの改善一つで身体と精神を高いレベルで保つことが可能になる。