ギリシャが独に36兆円の賠償請求

ギリシャがドイツに36兆円の賠償金請求をしたそうだ。先の第二次世界大戦での賠償だ。なぜ終戦してから70年もたってそんなことを言いだすのだろうかと思うのだが。

ギリシャはここ数年の金融破綻的状態で、金融事情が非常に厳しい状態だった。そこでギリシャ政府は緊縮政策(すなわち倹約)を行ってきた。ところが国民がこの緊縮政策に嫌気がさして政権を否定し、緊縮政策反対を叫ぶ政権が発足した。

もちろん金融破綻状態のギリシャにお金に余裕があるはずがない。でも倹約は嫌だというのである。そこで他の国からお金を奪えとドイツに目をつけ、いわれのない因縁をつけたのである。

これによく似た国が日本の隣にもある。その国の因縁にはもう日本人は慣れてしまった感があるが、ギリシャのしていることを見ると上には上がいるものだなと変に感心してしまう。世界を見渡せばこのようなならず者国家は地方に一国二国くらいは存在するのかとも思ってしまう。

日本は戦後、非常に困窮した時期があった。レベルは違うが最近でも数年前までデフレ不況と言われていた。そこで日本国民は何とか頑張って乗り越えようと必死にもがいた。しかしギリシャ、そして我々の隣国は発想から違うのである。お金がないなら奪ってしまえという発想なのである。

日独がというより、真面目に頑張って発展しようとしている発展途上国・新興国に失礼な話である。この真面目にのし上がっていこうとしている途上国には我々も惜しみない援助をしていかなければならない。少なくともならず者の隣国にまわすお金があれば、途上国援助に少しでもまわしたほうがいい。

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