トランプ大統領の暴言。

先日起きた、白人至上主義を掲げる差別主義者たちと、それを批判する反差別主義者たちが対立していたデモで、差別主義者の車が突っ込み死者が出た事件。この件に対してトランプ大統領の発言は次のような趣旨だ。

”ビジネスが上手く行き、雇用を創出できれば、差別主義などあまり重要ではない”(これは発言そのものではなく、発言の趣旨である)

これはもう、自由主義ではなく、暴言である。

アメリカは自由の国だと昔から言われている。しかしその一方、奴隷解放・黒人差別などに対しては毅然とした態度を取り、撤廃することに成功した。そして黒人大統領誕生(オバマ氏)にまで至った。そのオバマ氏に対する評価は厳しかったが、オバマ氏を大統領に選んだ国民は良識がある人たちだと思っていた。

しかしその同じアメリカ国民は、トランプ氏を選んだ。そしてそのトランプ氏は差別主義を助長している。もちろん、全国民がトランプ氏を支持しているわけではないので、「アメリカ国民は」と一括りにはできないが、トランプ氏に対する失望は日に日に増してくる。

トランプ氏には、「本当に大切なものは何か」ということに気付いてほしい。

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