ベンチャーヒューマン。

多くの人間は、歳を取るごとにチャレンジ精神が薄れて行くようだ。それはもしかしたら、守るべきものが増えて行き、人生も守りに入るからなのかもしれない。とは言え、守りの人生が悪い訳ではないと思う。時には何かを守ることが攻める事よりも難しいこともある。特に家族などの人間を守ることは大変だ。守るべきものを守る。この当たり前のようなことを当たり前に出来る人間は尊敬に値する。

しかし、守るべきものも特にないのに、人生を守りに入っても仕方がない。そのような時にはやはりとことん攻めるべきだ。企業にベンチャー企業というものがあるように、人間もにもベンチャー精神が必要だ。自分がベンチャーヒューマンだと思うならば、とにかくチャレンジを繰り返し、多くの失敗を経験し、そこから大きな成功を掴まなくてはならない。

もちろん、守るべきものがあってもベンチャー精神を持つことは必要だ。そして時には守るべきものを守るために攻めなければならない時もある。攻めることが出来ない人は、守ることも出来ないと僕は考えている。ベンチャーとは何も若者だけのものではない。例え中年であっても、ベンチャー精神を持つことは大きな力になる。歳を取って死ぬ直前までチャレンジし続ける。そのようなベンチャーヒューマンであり続けたいと僕は考えている。

世の中の人間を見ていると、大きく二極化しているように感じる。失敗を恐れずにチャレンジを繰り返すベンチャーヒューマンと、自分を守る事ばかりに専念する人間とに。人間は何のために生きるのか?そのような事を追究すると、やはり常に挑戦し続けるべきではないか?という結論にたどり着く。少なくとも僕はそう思うのである。

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