二週間後が危ない!

一昨日、昨日と、用事があって神戸三宮の街を歩くことになった。このような時世だから衛生面には万全の注意を払い、当然マスクを着用していたが、街や仕事現場の人々を観察していると驚くべき状況であった。何が驚くべきことなのか?それはコロナウイルスに対する危機意識の薄さだ。新型コロナウイルスに関する危険性については昨日の僕のブログで述べた。なのでそのことについては割愛するが、街の人々を観察していると、2割~3割くらいの人がマスクを着用していないのだ。東京ならばもっと着用率が高いのか、それは分からないが、神戸の人々のマスクの着用率は僕にはかなり低いように思えてならない。

そして驚くべきことに、マスクを着用していない人ほどべちゃくちゃと話をしているのである。おそらくマスクをしている人は、自分が感染するかもしれない、さらには自分はすでに感染しているかもしれないと意識しており、マスクをしていない人は、自分が感染するはずがない、なので人に伝染させることもないと思っているのかもしれない。これは明らかに危機的状況である。

周知のように、フランスでは外出するのに許可書が必用であり、それに違反した者は数万円単位の反則金を取られる。日本に比べれば非常にきつい制限である。そのような状況でもかなり危機的な状況に即している。日本はマスク非着用での外出の自由を認め、それでいてフランスよりも現時点では軽い状況である。それは日本が成功しているからなのか?僕は断じて違うと考えている。現在のフランスは二週間後の日本の姿、あるいはフランス以上にひどい状況になるかもしれない。はっきり言って、このような観測など大きく外れてほしい。そして木原の言っていることなど全く当てにならないと言ってほしい。そうなって欲しいと強く願うが、確実に言えることは、日本人のコロナに対する危機意識は薄すぎると言うことだ。

一刻も早く緊急事態宣言を出すべきだ。いや、今出しても遅すぎるくらいだ。現在の対処は二週間後に現れる。その時になって慌てても圧倒的に遅い。僕のこの観測は外れるべきだ。いや、外れないと国が持たない。二週間後、このブログを読んだ人が木原はバカだったと笑ってくれることを願うばかりである。

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