明治天皇の玄孫二人が日本を語る

とある記事で明治天皇の二人の玄孫、竹田恒泰さんと渡辺徹さんの対談を見た。竹田さんはテレビでおなじみの人だが、渡辺さんは初めて存じた。二人とももう皇籍からは離れており、対談を見てもお二人とも快活な日本人という感じを受けた。

元皇族の話としてやはり気になるのが日本史の話だ。日本史の授業では歴代天皇が度々登場する。その度にお二人ともドキドキしていたそうだ。歴代天皇は全ておじいちゃんのおじいちゃんの・・・という関係だからもちろんだろう。しかし先祖が天皇だという人は何も皇室の人だけではない。統計学的には日本人は皆天皇家の子孫なのである。なぜなら親は2人、祖父祖母は4人と遡っていけば何十代か前の先祖は1億人を優に超える。なので日本史というのは日本国民すべての先祖の歴史でもあるのである。

日本史についてお二人が語っておられたのは、今の日本史は客観的過ぎるということである。外国では自国の歴史のことをNational History、すなわち「国史」というらしい。国民は皆当事者意識を持って国史を学ぶ。

竹田氏はアメリカの国史の教科書を取り寄せて読んだらしい。それによるとアメリカの国史は手に汗を握るような展開なのだそうだ。日本に置き換えると真珠湾攻撃をした。その後アメリカはどう反撃して、日本はどう防いだかというような展開だろう。

それから日本史は自虐的史観が多い。先の戦争に対しても常に自虐的姿勢をとってきた。そこでは東条英機は悪党のボスであった。しかし最近、安倍首相がアメリカ議会で講演した時、安倍氏は一切謝罪しなかった。それに対してアメリカ国民の約6割はもう謝罪しなくていいと答えたという。

自国に都合の悪いことは一切表にしない中国のような歴史は虚勢であり明らかに間違っているが、日本国民はもっと自国日本についてもっと自信を持ってもいいのではないか。そして明治天皇玄孫二人もおっしゃっていたが、「日本は」という第三者的な言葉ではなく「我が国は」と胸を張って語ってもいいのではないかと思う。

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