日別アーカイブ: 2017年8月30日

科学者とは探検家だ!

あるテレビ番組(クレイジージャーニー・TBS、再放送)で、高橋大輔さんという日本人探検家が出演されていた。そこで高橋さんは、マチュピチュを発見したハイラム・ビンガムのことに言及し、「現在マチュピチュを訪れる人々は、ビンガムの発見の追体験をしている」と言われた。マチュピチュに限らず、現代人は第一発見者の追体験していると言える。

それは科学でも同じだ。現代において相対性理論を学んでいる学生、あるいは相対論のユーザーである研究者は、アインシュタインの発見を追体験しているのだ。そして科学者とは、もちろん第一発見者である探検家であることは言うまでもない。

科学者に限らす、プロフェッショナルと言われる人は、大なり小なり探検家的要素があるのではないか。プロフェッショナルというものは、自分が第一人者であるという意識を持つことによって、そしてそのような意識が前進していく原動力になる。

そして人生においても、常に人生を開拓していく探検家であり続けることが大事である。

物事を甘く見ず、かつ過剰にも反応せず。

物事を正確に理解するのは、意外と難しい。人によっては甘く見てしまい、あるいは過剰に反応してしまったりする。

甘く見て失敗してしまう話はよく聞くが、かと言って過剰に用心するのも良い効果はない。正確に物事をとらえるためには、まず物事に対する先入観を排除しなければいけない。そして感情的にならないことも大切だ。起きたことを純粋にとらえて冷静に判断できるか、それにかかっている。