現状打破!

最近、いやそこそこ長い期間だったが、僕はかなりの不調であった。なんとなく勢いがない。鈍い。そのような状態が続く中、僕は何とかこの状態を脱出しなければならないと考えていた。これまで様々試行錯誤を行ってきたが、解決には至らない。そして次にどうしようかと考えた時、最後の残ったのが生活の一部を思い切って変更する事であった。長年、いや、かなりの長期間続けて来た習慣を思い切って変えることにした。これまで必要だと思っていた習慣を変えることはかなりの勇気と覚悟がいるものだ。もしかしたらそれが凶と出るかもしれない。しかしもし良くなる確率と悪くなる確率が半々なら、その良くなる半分に懸けてみるしかない。しかしそれが良い方向へと向くと、僕の調子はかなり上がると感じていた。なので僕はそのような習慣を思い切ってやめることにした。

すると結果はすぐに表れた。全てが明快に見える。これならこれから良い方向へと向かい、結果も近いうちに出せそうだ。今取り組んでいる数学(数理物理)の問題がある。その問題にはここ数年取り組んでいるが、調子も良くなったこともあり、解決への見通しがついてきた。よし、結果が出るまで頑張ろう!

僕は学生時代は数学と物理だけをやっていれば良いと思っていた。もちろん今でも生活の中心はこの二つである。ただこの二つの重心は変わってきた。昔は物理の方に重心があったが、最近はかなり数学寄りになって来ている。その理由は、科学の本質がよりはっきりと見えるようになってきたからだ。科学の本質を追求して行くと、最終的には数学にたどり着く。それが僕のたどり着いた結論だ。

そしてもう一つ変わったことは、昔は数学と物理だけしか眼中になかったのだが、今はあらゆる学問に興味が出てきたことだ。科学分野でも生物学、化学、そして医学、コンピューター科学。科学以外でも歴史学、経済学などあらゆる学問が面白い。もし新しい興味を発見したらどうするだろう?その対応は大きく二つに分かれる。一つはこれまでやっていたことを止め、新たな対象に取り組む。もう一つはこれまでやっていたことに加えて、新しい対象の取り組む。そして僕は後者を選択した。なので面白い対象が次々と加わって来るので、やることが膨大になってくる。社会の定石は狭い部分に特化してまず小さな結果を出すことであろう。しかし僕はそれに完全に反旗を翻している。全てで結果を出すことに邁進することにした。もちろん全てで結果を出すことには膨大な時間がかかるであろう。しかしそんなことはお構いなしだ。面白いと思ったら何でもやるのである。そしてそれらの事で結果を出す自信はある。とは言え、根幹は数学と物理にあることには変わりない。

人間が人間である所以は何か?それは自分の頭で考えることである。なので人間は自分で考えることを放棄したら終わりだ。今巷ではAIが話題になっている。僕はディープラーンニングなどのAIのメカニズムを理解することは重要だと思っている。しかし自分で考えることをAIに丸投げすることは絶対に違うと考えている。なので僕は自分の頭で考えることにとことんこだわる。しかし社会はどんどんAIに任せようと言う方向へ向かっている。その先にあるのは人類の没落、そして滅亡ではないか!AIの開発をするのが技術者の仕事なら、AIにとことん抵抗するのは科学者、そして知識人の使命ではなか!そのためにはAIとは何か?と言う事を知りつくさなければならない。AIを知らずして、AIに抵抗できない。なのでAIの事を理解していない人ほど、AIで全ての事が解決できると思い、AIに全てを丸投げしようとする。

これから科学者、そして知識人はどうあるべきか?ただ目の前の狭い問題だけを見るのではなく、幅広い視点て包括的に物事を捉えるべきではないだろうか。

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