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僕が徹底的に本(主に専門書)にお金をかける理由。

僕はこれまで何度かブログにも書いてきたように、本(主に専門書)に多額のお金をかけてきた。たとえお金に余裕がなくとも、本にかけるお金はできる限り確保するようにしてきた。ホンゲル係数(収入のうち、本にかけるお金の割合)は日本一だと自負している。では、それらの本を全て活用できているのか?と言われれば、決してそうではない。しかしトータルで見ると、大きく活用できているはずである。

本とは知への入り口である。多くの人は、お金を稼ぐための知識をつけるために本を読むと言うだろう。それも全然間違いではないし、むしろそのような考えの方が世間一般の常識的に見て正しいであろう。またある人は、小説を読んで感性の豊かさを身につけると言うだろう。それも全然間違いではないし、こちらも世間一般的に見て常識であろう。では、専門書を買いまくるのはどうか?とても人にお勧めできるお金の使い方ではない。また、専門書を買いまくる人など社会的に見て圧倒的少数派であろう。また専門書を集めるのが趣味だなんて言うと、完全に変態扱いされるに違いない。そんなお金があれば、ロレックスの時計を買う方が圧倒的にメリットが大きいであろう。しかし世の中には変な人がいるもので、専門書を買うことに喜びを感じる人(すなわち僕のような人)が少数いるのである。

しかし僕の経験上、専門書を買うことは決して無駄ではないと感じている。実際、僕が大学時代に買いまくっていた専門書は、その時には全く活用できていなくても、後になって大きく活用されていたりする。もちろん中には読まない本もあるが、それも含めて自分の血となっているのである。ある時期、本を買いまくることをセーブしていたことがあったが、今はその時本を買わなかったことを後悔している。なので今はお金の許す限り本を買いまくることにしている。

本とは知への入り口であると先ほど言った。なのでその分野の基礎知識を身につけるには、専門書を避けては通れない。そしてさらに先に進めたくなれば論文を読むことになる。なぜ知への挑戦をしようとするのか?それは自己の科学に対する欲求でもあり、自分の限界への挑戦でもある。プロ野球選手が野球の技量に対する限界への挑戦をするように、科学者は科学的な知に対して人間はどこまで迫れるのか?と挑戦し続ける。そのためには専門書や論文は必要不可欠である。そして僕に関して言えば、「とことん本を購入しまくって、それを徹底的に活用する」と言うスタンスをとっている。しかし皆が皆そのようなスタンスを取る必要なはい。ただ僕はそのようなスタンスを取ることにこだわっているだけなのである。

本への投資は株への投資とは少し意味合いが違う。株への投資の最大の目標は金銭的利益にあるのに対して、本への投資の最大目標は自分の知的レベルの向上と人間性の向上にある。しかしそのようなことに価値を見出せる人は実際はあまり多くないのかもしれない。なので多くの人は株に多額の投資をし、千円の本一冊も買わない。しかしもし皆が皆本に多額の投資をしまくってしまえば、それはそれで世の中が偏ってしまうかもしれない。しかし現代の世の中において、年間に一冊も本を買わないと言うことになれば、それは明らかに知的危機であるに違いない。

WindowsからMacに乗り換えました!

これまで使用していたHPのWindowsパソコンにいろいろトラブルがあって、AppleのMacに乗り換えることにした。機種は「MacBook Air」、とは言え、吊るしの状態だとスペックが少し足りないと感じたので、メモリを8G→16G、ストレージを512G→1Tにカスタマイズしたものを注文した。そして二日前にそれが届いたので、昨日は一日中設定に時間を費やした。

では、前に使っていたパソコンのどこが不満で、どこにトラブルがあったのか?まずインテルのCPUがあまりにも酷すぎた。三年前のモデルであったが、CPUはかなり上位のCore i7とかなりスペックは高かったのだが、電源を入れて3分もすれば熱暴走を起こし、電源が落ちてしまうのだ。しかも冷却ファンが回ったり回らなかったりとHPのファンの制御も酷かった。そこで冷却優先の設定にするとファンがフル稼働するのだが、今度はCPUの性能が抑えられてはっきり言って下位のインテルCPUであるCeleronではないかと思うくらい性能がガタ落ちするのだ。これでははっきり言って日常使いもできない。そして性能には直接関係ないが、買った時からディスプレイのヒンジが曲がっているのだ。

それでHPにもインテルにも、そしてWindowsにも愛想を尽かして、Macに完全に乗り換えることにしたのだ。

今、Macを使って二日目であるが、Macを買って大成功だったと強く感じている。ほとんどの面においてMacが優っているのだ。ただ一つだけ問題がある。Macのスピーカーの音がかなりこもって非常に聞きづらいのだ。これは元々そうなのか、それとも僕のMacの個体が不良なのかわからない。しかしスピーカーの音だけはHPの方が遥かに良かった。ちなみにHPのパソコンのスピーカーは、バング&オルフセンと言う音響機器メーカーが開発したスピーカーだそうだ。

CPUなどの性能を見れば、AppleのM1チップはインテルチップの三年先を行っていると僕は思っているが、それ以上に違うのがMacとWindowsの完成度の違いだ。Macの完成度はWindowsの十年先を行っていると言っても過言ではないであろう。今までWindowsを使っていた僕にとって、Macの全てが感動ものだ!とにかくOSの質感が全然違う。そしてMacは簡単な操作でちょっとした内部にまで入り込める。とにかくシンプルでわかりやすい。おそらく僕はもうWindowsに戻ることはないだろう。

欲を言えば、さらにスペックの高いMacが欲しいと言う気持ちはある。しかしそれはこれから結果を出してからでも遅くはないであろう。今回買ったMacを駆使して、どんどん前に進んで行こうと思う。