焦っている時などは、つい目先の事ばかりに気が行ってしまうことがある。もちろんその時々の目先の事を処理することは非常に大事だ。目先の事をこなさないと次に進むことができないことも多い。しかし物事を長い目で見ることも非常に重要だ。特に大きなことを成し遂げようとしている場合は、目先の事に一喜一憂せずに長期的展望を持って物事を底上げすることが大事だ。
では目先の事とその先にある事ではどちらが大事か?言うまでもなく両方大事だ。短期計画と長期的展望の双方を照らし合わせて前に進むことが重要である。
長期的展望に基づいて実行するということは、ある意味持久走である。瞬発力だけでは大きなことは成し遂げられない。その一方、長い目で見て、どこでスパートをかけるか?そのように状況を読み、スパートをかける時はそこで全てをつぎ込む。そのような思いっきりの良さを持たなければならない。しかしスパートをかける時を間違えると、ゴールまでたどり着けない。つまり情熱と冷静な分析力を駆使して自分をコントロールしていかなければならない。
人生とは“送る”ものではなく“切り開く”ものだと僕は考えている。受動的に人生を送るのか?能動的に動いて人生を構築して行くのか?人生のオリジナリティというものは、能動的に動いてこそ発揮するのだと思う。