研究者とビジネス。

研究者とは、はたして儲かる職業なのか?普段目にする研究者のお金に関するニュースと言えば、ノーベル賞の賞金(約一億円)であろう。そして最近では、研究結果を応用して、それを事業化するというニュースもよく聞く。確かにそのような事に成功すればかなりの儲けになるだろうし、ビジネスにもなる。それだけを見ると、一見儲かる職業のようにも思える。しかし、ノーベル賞を受賞できるのは年に数人であるし、研究結果のビジネス化に成功している例と言うのもそんなに多くはないようにも思える。

もし本気で大金を稼ごうと思えば、絶対に研究者になってはならない。僕の個人的な見解としては、研究者はお金儲けの手段としては最も割の合わない職業だ。平均で言っても低いと思うし、トップに上り詰めてもビジネスの勝者には大きく及ばない。はっきり言って、研究者になって大金を稼ごうと思う人はバカである。

しかしそのような金銭的に割に合わない立場であっても、研究者になってやろうと強い意志を持っている人はそれなりにいる。もちろん研究者になってお金を儲けようと思うことは悪いことではないが、それだけではとてもじゃないけど研究者はやって行けない。ほとんどの研究者は、研究自体に魅力を感じているし、研究が人生最大の生きがいだと思っている人も少なくないだろう。僕もそんなバカな人間のうちの一人である。

しかし、研究で沢山稼ぐことは不可能な事ではない。実際少ない人数でありながらも、大きく稼いでいる人はいる。ならばその少数の人間のうちの一人になればよいのだ。とは言え、やはり研究の一番の魅力はその研究内容にある。研究が面白いからやって行ける。そう考えると研究者とは天国にいるような(そして地獄にいるような)人間であると僕は思っている。

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