学歴について考える。

人はなぜ勉強するのだろうか?もちろん学問そのものを究めると言う理由が一番だが、学校に入って学歴を身に付けるためだと言う人も多いだろう。そのように考える人が多いのは、もちろん学歴と言うものが社会的・世間的に評価されていると言うことが原因である。ではなぜ学歴が評価されるのか?それはその学校でしっかりと学問に取り組んできたと言う証になるからである。

しかし実際は、大学に行ったからと言って必ずしも学問にまじめに取り組んできたとは限らない。僕はこれまでそのような人を多々目にしてきた。そして逆に、学校に行っていなくても学問や社会の問題に取り組み、また様々な技術を身に付けてきた人もいる。すなわち、学歴を評価するのはそれはそれでいいのだが、しかし学歴で全てを評価するのではなく、評価の一材料に留めておくべきだと言うのが正しいであろう。

では僕は何が言いたいのか?僕が言いたいのは、衣ではなく人間そのものを見るべきであると言うことである。学歴は必ずしもその人の能力や人間性を表していない。ましてや受験勉強などは単なるパズルもどきだと僕は考えている。もちろん受験勉強が全く意味がないとは言わない。しかし重要なのは、そこで身に付けた知識を入学後に縦横無尽に生かすことだと僕は考えている。

もちろん考えは人それぞれだ。学歴は就職のためだと割り切っている人も多いし、学歴にふんぞり返っている人も少なからずいる。しかし僕自身に関して言えば、学歴を身に付けたくて大学・大学院に行っていたわけではない。数学や物理の研究をしたくて大学に行ったのである。しかし理論系の研究と言うものは必ずしも学校に行かなければできないものではない。部屋に閉じこもって独学でも十分にできるのである。大学はそのきっかけを与えるに過ぎない。大学全入時代の今、もう学歴にこだわりすぎるのは考えが古いのではないだろうか。

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