損得勘定ではない!

ビジネスで一番大事なのは、ある意味損得勘定であると言える。しかし日常生活において常に損得勘定で動いていると、大切なものを見失ってしまうように思える。そして例え損得勘定が大事だとしても、ほとんどの人が考える損得勘定は短期的なもの、つまり目の前の損得勘定であり、長期的に物事を考えるとそのような目の前の損得勘定にこだわることはマイナスになることが多いのではと思う。

では僕は何を考えて動いているのか?それはいかにして大事なものをくみ取るかと言うことである。損か得か?ではなく、大事かどうか?で物事を考えるようにしている。だから金銭的には損することであっても、それが自分にとって大事な事であれば惜しみなくお金を次ぎ込んだりする。そしてそのように大事かどうかと言う目線で物事を判断することが、長期的には得をすることになると僕は考えている。だから僕は周りから見れば、なぜそのような割の合わない損な事をしているのかと思われるかもしれないが、これは僕の長期的な戦略とも言え、僕自身はほとんど気に介していない。

ただやはり、今を切り抜けるためには短期的な損得勘定をすることも非常に重要である。今お金に困っているのならば、節約することに力を入れなければならない。しかし今生き抜けるだけの余裕があるのならば、そこからは短期的な損得ではなく自分の人生全体を見渡して、何が重要なのかと言うことを考えるべきだと思う。

今コロナウイルスが蔓延して、皆いかにして生き延びるかと言うことに必死だと思う。将来の事を考えようにも、今死んでは元も子もない。しかしコロナ対策を真剣に考えた先には、コロナ後を考えることも重要である。今生き延びるために、コロナと言う目先の事を考える。そしてそこをクリアした後にはまた平穏な日常が戻って来るはずだ。それが一年後になるのか、三年後になるのか、それは僕にも分からない。鍵はいつワクチンができるかと言うことにかかっていると言われている。しかしそのような日常が戻って来ることはほぼ確実である。その時、多くの人はコロナ疲れしていることだと思う。そのようなある意味再スタートを切ったとき、どれだけコロナ後を見通していたかと言うことが差になって表れるのだと思う。僕自身のことを言えば、コロナが来ようが来まいが目指す所は変わらない。確かにコロナで苦しくなったことは確かだ。しかしコロナで死なない限り、することは変わらないし、目指す所も変わらない。常に目先の損得勘定で動くのではなく、その先にある目指すところへ行くにはどうすべきかと言うことを考えて、重要だと考えられることをこなしていくだけだ。

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